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富士山の歴史2〜3万年前が富士山の歴史の中でも最も大規模な火山活動の時期でした。 縄文時代 〜紀元前6世紀★ 後期に大きな噴火が少なくとも4回あった模様、この頃に現在の富士山の形が生成されました。 弥生時代 紀元前6世紀〜3世紀★ 山頂火口からの噴火は約2200年前のものを最後に鳴りを潜めています。これ以降は側面での噴火になります。 ★ 富士信仰の中心地である。富士山本宮浅間大社の起源もこの時代まで遡ります。 ★ 日本武尊が東方の蛮族を討伐に向う途中で、大塚丘より富士山を拝礼されたという言い伝えがあります。 ★ 中国の秦朝の方士(様々な専門技術を駆使する人)の徐福が、秦の始皇帝の命により、不老不死の薬を求めて富士山に登ったという伝承が残されています。 古墳時代 3世紀後半〜7世紀★ 噴火 飛鳥時代 6世紀末〜710年★ 青年時代の聖徳太子が、天かける馬で富士山頂を飛んだ伝承がのこされています。 ★ 役 小角(呪術者、修験道の開祖と言われている。)は人心を惑わしていると言われ、伊豆大島に流刑になりました。その流刑地から毎晩海上を歩いて富士山に登ったと言う伝承が残っています。 奈良時代 710年〜794年★ 781年 噴火(続日本紀) 平安時代 794年〜1185年★ 800年〜802年 延暦大噴火(記録に残ってる三大噴火の内の一つ。日本紀略、富士山記など多くの史料に記事がある。しかし、延暦大噴火に関しては三大噴火との呼称に否定的な意見もある。富士山延暦噴火の謎と『宮下文書』は分りやすく見解を述べています。) ★ 806年 坂上田村麿が平城天皇の命により、現在の富士山本宮浅間大社の場所に山宮(現在の鎮座地より北方約6キロ)から遷宮(神仏の座を他に移すこと)をしました。壮大な社殿を造営したといわれています。(坂上田村麿は優れた武人として尊敬されていました、後に文の菅原道真、武の坂上田村麿と文武の象徴となりました。京都の清水寺を建立したと言われている人物です。) ★ 807年 東口本宮 冨士浅間神社を建立(延暦大噴火の鎮火の祈祷のために作った斎場跡に建立された神社です。) ★ 864年〜866年 貞観大噴火(三大噴火の内の一つ、斜面で起きた割れ目噴火。これにより、せのうみ(北麓にあった広大な湖)の大半を埋没させた。現在の西湖と精進湖はせのうみの一部が埋まらずに残ったものです。また、この火山活動で生まれた、溶岩原の上に広がっていった森林地帯が青木ヶ原樹海です。) ★ 937年 噴火(溶岩流が、現在の河口湖と富士吉田市の間にあった「御舟湖」という湖を埋めた。) ★ 937年 小御岳神社創建(吉田口登山道の富士五合目にある神社です。山岳信仰の霊地で、毎年7月1日の開山祭り知られています。) ★ 999年 噴火(本朝世紀に記述あり。本朝世紀とは、平安時代末期に編纂された歴史書) ★ 1033年 噴火(日本紀略に記述あり。日本紀略は、平安時代に編纂された歴史書です。) ★ 1083年 噴火(扶桑略記に記述あり。扶桑略記は、平安時代の私撰歴史書。) 鎌倉時代 1185年〜1333年★ 割と平穏な富士山でした。 室町時代 1336年〜1573年★ 1435年 噴火(王代記に記述あり。王代記とは、もと山梨市の窪八幡神社の別当上之坊普賢寺に伝わったもので、前半は歴代天皇の略記、後半は年代記になっている。) ★ 1511年 噴火(妙法寺記に記述あり。妙法寺記とは山梨県の河口湖地方を中心とした年代記のことです。) 安土桃山時代 1573年〜1603年★ 特に問題の起こさなかった富士山でした。 江戸時代 1603年〜1868年★ 1707年 宝永大噴火(三大噴火の最後の一つであり、今のところ富士山最後の噴火。この時の噴火は上空20kmまで噴煙が上がる大規模なもので、江戸にまで火山灰が積もったと記録されている。この噴火は東南の斜面で起こり、その時の火口が未だに残されている。この時できた山を宝永山といいます。) ★ 1727年 富士山の高さを測った記録で現存する最古のものがこの年のものです。観測場所は江戸の吉原宿でこの時の標高は3895mと記録されています。 ★ 1803年 伊能忠敬が富士山の高さを測量、3927mと記録 ★ 1828年 シーボルトが弟子の二宮敬作を富士山頂に登らせ、気圧計を用いて標高を算出、3794.5mとの記録が残っています。 ★ 1860年 イギリス公使 サー・ラザフォード・オールコックが外国人で初の富士山登頂。この時に、水の沸点で標高を計測したところ、4322mでした。 ★ 1867年 イギリス公使 サー・ハリー・スミス・パークス婦人が外国人女性で初の富士山登頂 明治時代 1868年〜1912年★ 1872年 女人禁制を解禁、女性でも登山が可能に(1832年に高山たつなる女性が男装して登頂に成功した記録あり。) ★ 1880年 東大教授や学生により山頂で初の気象観測実施。富士山の高さは3778mと計算されました。 ★ 1906年 富士山山頂郵便局開局 大正時代 1912年〜1926年★ 1926年 関東大震災による地殻変動の為に、三角点などの基準点の数字が変化してしまった事により、再測量が必要となりました。それを復旧測量というのですが。富士山でも行われ。その結果、標高は3776.29mとなりました。 昭和時代 1926年〜1989年★ 1932年 中央気象台臨時富士山頂観測所が開設。 ★ 1936年 常設の測候所富士山頂気象観測所として剣ヶ峯に移設 ★ 1962年 国土地理院は、風雨などの影響で露出した富士山三角点標石を低下改埋し、標高は3,775.63 mとした ★ 1964年 富士スバルライン開通(山梨県) ★ 1970年 富士山スカイライン開通(静岡県) ★ 1985年 富士あざみライン開通(静岡県) ★ 2004年 富士山測候所無人化。 ★ 2008年 皇太子さま富士山に登頂。 ★ 2013年 「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録。 |
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